──ふたりでテクノポップユニットを始めたキッカケはありますか?
ニゴロウ:元々はテクノポップが好きで、2004年頃だとパフュームもまだインディーズで世の中にテクノポップが溢れてる時代じゃなかったので、何とか表現できないかなーと思っていた時に、丁度会社のプログラマさんが歌い手さんだという事を知り合いづてで聞いて。一緒に何かやらないか、というメールをのの。さんに出したんですがリアクション無かったので諦めてたんですが・・
のの。:そうそう〜!!橋渡しとなった方が『メール送ったみたいなんだけど?』みたいに教えてくれて、見たらあったー!みたいな。メールでオファーなのにアナログな通知方法じゃないと届かなかったっていう…。そんなテクノポップユニットのはじまりです(笑)
ニゴロウ:確かにアナログ!(笑)その後色々あって、じゃあ何曲か作りますか、という感じで、最初の数曲は会社でレコーディングもしてましたよね、懐かしい!
のの。:ですねー!お昼休みにサウンドチームのお部屋にお邪魔して、他のサウンドメンバーさんがいたのに歌ってましたね(笑) 部活動みたいで楽しかったです。ほんと懐かしい!!
──変化が求められる時代ですが、変わらないことが大切なところもあると感じます。おふたりにとって、にせものぱんだの今後の活動について変わらないこと、変えていきたいことを教えてください。
ニゴロウ:はい、テクノポップの根底に流れる、テクノロジーで音楽を作るという部分がにせものぱんだのコンセプトの一つでもあります。歌詞もテクノロジー系に拘って作ってます。そこが変わらない事でしょうか。今後はココをベースに、アラフィフのユニットですが(笑)、テクノロジーとラブソングみたいなのを等身大で表現できたらいいなーと思っています。
のの。:私はニゴロウさんの音楽というかその曲が訴えてくる表現を大切にしたいと思っています。私が歌詞を書くというよりは曲が書かせてくれている感じです。メモリの時からそれは変わらないです。でも私のあんな不可思議なワードセンスが違和感なく融合するのはニゴロウさんの曲ならではだと思います。今後は還暦すぎてもこの感性と歌声を維持するためのアップデートをしていきたいです!!もっともっとよいものをお届けします!
──最後に、このインタビューを読んでくれた方に向けてメッセージをお願いします。
のの。:ここまでお付き合いいただきありがとうございました!まさかインタビューを受けるとは思っていなかったのでびっくりしましたが楽しかったです。皆さんにもお楽しみいただけたら嬉しいです。どうぞこれからもにせものぱんだにご期待ください!!ありがとうございました~
ニゴロウ:インタビューは初めての経験で緊張しましたが(笑)何とか形になって良かったです。今後もゆったりまったりと楽曲作っていくと思いますので、またリリースされたら聴いてみて下さい!最後まで読んでくれてありがとう!!
2022年2月1日
夢谷ジョー 1980年生まれ。石川県出身。烏兎怱々レコード所属のインタビュアー。 |
夢谷こよみ 1993年生まれ。東京都出身。夢谷ジョーの妻。 |