2021年4月24日
謎の組織から指令を受けた「はてな・クエスチョン」に集められた二人。コンセプトは「オンラインだけでガールズユニットできる?」。最初は何の事かわからないまま、あれよあれよとデモが作られ作詞をさせられ、宅録セットを渡されて収録。
SNSを使って楽曲のプロモーションをせよという指令を元に無我夢中で宣伝。気づけば5曲入りデビューEPが発売されていた。
そんな激動のチョコミント青梗菜の二人が登場。
様々な経験を越えて二人は自身の成長をどう捉えているのか、そしてその先に見える未来は。心の変化や今後の展望などを訊いた。
インタビュー:夢谷ジョー
文・編集:夢谷こよみ
──遂にデビューEPが発売されましたね!おめでとうございます!
ザベス・ヅカ:ありがとうございます!
ヅカ:いや~デビュー、デビュー…まだ実感がないですね。自分たちが歌った曲が世に出るなんて、一生ないことだと思ってましたので…
ザベス:確かに・・・自分たちのCDが出るなんて、思ってもなかった・・・
──実際にiTunesに曲が並んだ所を見た感想を聞かせて下さい。
ヅカ:そもそもiTunesに並ぶよ~って聞いたときに、え、素人でも並ばせられるの?と。
ザベス:あ、iTunesはプロしか無理やと思ってたってこと?
ヅカ:そう。
ザベス:なるほどね~、たしかに・・・。さっきも言いましたけど、そもそも自分たちのCDが出ること自体、非現実的やのに、iTunesでいつも聴いている曲のジャケットの横に、自分たちのジャケットが並んでるっていうのが不思議すぎて・・・
──このプロジェクトを通して、何か成長したなと感じた事はありますか?
ザベス:いやー自分が元々ネガティブというか、自分のことを好きじゃないから、成長したところを見つけてあげるのが苦手というか・・・難しい質問ですね(笑)うーん・・・今回ロゴとかをデザインしたんですけど、元々そういうクリエイティブなことをやったことがなかったから、少しはできるようになったかな~と思います。
ヅカ:いやーでも、元々持ってた部分なのかもしれないけど、案出しとか結構してくれてて、自分にはないところですごいなーと、そこは自信もっていいと思います。
ザベス:え、そうですか?ありがとうございます・・・
ヅカ:私はちょっとハードルが低いお話になっちゃうんですけど、もともとスピード感をもって何かをやるっていうことがあんまりなくて。
ザベス:始まってからのスピード感すごかったもんね(笑)
ヅカ:そう!あれよあれよと歌詞ができ、曲ができ、プロモーションが始まり…と。「とにかくついていかなきゃ!」でなんとかついていけてたのが成長したところですかね。
──オンラインがコンセプトですが、不自由な事はありませんでしたか?
ヅカ:曲作りは、オンラインでもやる気さえあればできるんだな~ということがわかりました。集まった方がもちろん早いけど、オンラインでも不自由なくできたかなと。
ザベス:確かに不自由はなかった!でも、レコーディングの時に、宅録セットを貸していただいて家に持って帰って収録して、次の人に渡す、という工程やったんですけど、そこでちょっとスピード感が緩まったというか・・・そもそも、それ以外のスピード感が速すぎるんですけど(笑)
ヅカ:あーたしかに、そこはスムーズとはいかなかったか・・・
ザベス:後は、宅録セットのスタンドマイクが大きすぎて持って帰るのが大変だった!
ヅカ:それはそう(笑)何日か、持って帰るかどうか迷ってたもん・・・
ザベス:後もうひとつ、不自由とはちょっと外れるかもなんですけど、Dさんの知り合いのアートギャラリーがオープンするって聞いて、オンラインじゃなかったら、そこで撮影とか出来たんやろうなって・・・ちょっと残念な気持ちです。
ヅカ:行きたかったのになあ・・・写真見せてもらったんですけどめちゃくちゃ素敵なアートギャラリーで。また行って撮影する機会があるといいなと思ってます。
──逆にオンラインならではのポジティブな要素は?
ザベス:先ほどからたびたび話に挙がってたんですけど、オンラインでMTGをしたり、チャットでやり取りをするので、企画の進行スピードが速すぎたと思います(笑)
ヅカ:速すぎた(笑)
ザベス:これに関しては、オンラインってだけじゃなくて、皆さんのフットワークの軽さも相まってだと思うんですけどね。
ヅカ:24時間メッセージの確認ができるから、気になることとかアイデアが浮かんだりしたら、すぐやりとりできる環境だったのはありがたかったなと。あとは単純に、みんな離れてても一つの作品を作れるのはすごいことだなって。今まで考えられなかったし、バンドとかも集まってやるものっていう概念だったけど、集まらなくても曲作りできるんだなと感動しました。
ザベス:たしかに、それはオンラインあってこそですもんね。
ヅカ:そうそう、Meetすげえって感じ!
ザベス:後は、やっぱりこういうご時世なので、外に出なくても進行できるっていうのは、強いというか、安心って思う。
ヅカ:そうっすねー、安心安全!
──お二人とも作詞をされたそうで、作詞してみていかがでしたか?
ヅカ:最初は作詞なんてできるのか?っていう気持ちだったんですが、テーマさえ決められれば書き進めることはできました。といっても、もっと語彙力があればなーと…割とストレートな表現しかできないので。遠回しな言葉でも言いたい事が連想できる、みたいな歌詞が書きたかったんですけど、素人なのでそこはまだまだです。
ザベス:その感情わかる、語彙力なくて悩みました。私は、ちょっとかっこいい言葉で言っちゃうと、生みの苦しみを味わいました。
ヅカ:それはめっちゃわかる、わかるわー、思い浮かばないとしんどかったもんな…とりあえず関係ないことやって、その時に「あっ」と思い付くみたいな!
ザベス:あれでしょ?試験中に掃除やり始めるみたいな・・・一旦、関係ないことでリフレッシュするというか。
ヅカ:そうそう、まさにそんな感じ。
ザベス:クリエイティブなことが苦手で避けてきたので、初めて苦しんだなー。
ヅカ:ザベさんは今までバンドとかやったりしているし、広報とかロゴとかの案もポンポン出てくるから、そういうの避けてきたっていうのは意外!
ザベス:企画は出るんですけどね。
ヅカ:実際に手を動かすってなった時がってことか・・・
ザベス:形を作るのは得意かもですね、枠組みというか・・・具体化とかセンス問われることは苦手で。後、ちょっとポジティブなことを言うと、作詞にどこか憧れを抱いてたので、苦しんだけどできてよかったし、それをはてクエさん、Dさんが褒めてくださったので、うれしかったです。自己肯定感が少しアップしました(笑)
──楽曲2曲に対して5つの歌詞ができて、それを全部曲にすると聞いた時の印象はどうでしたか?
ザベス:命を救ってもらったなって思いました(笑)
ヅカ:たしかにたしかに、素直にありがとうございますって。全部ボツになる前提だったので、え、いいんですか5曲も、と!
ザベス:そうなんですよね、いくつかは死ぬって思ってましたもんね、世に出ないって。やっぱりうれしかったなー。
ヅカ:そうそう、はてクエさん、Dさんがどの歌詞も捨てがたいって言って下さって。ちゃんと歌詞になってたんだなーと安心しました。
──レコーディングでのエピソードは何かありますか?
ヅカ:とにかく宅録セットのセッティングに戸惑って、歌う前にめっちゃ体力使いました。
ザベス:わかる。
ヅカ:あのマイク入れるあみあみのやつ嫌やー、結局あれ、最後崩れた状態で返してしまいましたからね(笑)直し方調べたけどわからなくて、はてクエさんごめんなさいって思いながら(笑)あれ、直ったんかな…。
ザベス:あんなん、初めて見るものばっかりやから、わからんって・・・(笑)
ヅカ:そう、無事に音は録れたけど、難しかった・・・。
ザベス:私は家で収録したんですけど、部屋なりに気を付けてくださいって言われて・・・で、対策として、コートとか人形とかできるだけ部屋に巻いて収録したけど、そもそも、部屋が汚いから・・・
ヅカ:そんなにセッティングしなくてもいけた?
ザベス:そうそうそう(笑)そのおかげかわからんけど、部屋なりとか全然せずに綺麗に録れてたみたいです。
ヅカ:一発OK?
ザベス:そう、テストではてクエさんに音声送ったけど「大丈夫です!」ってすぐ返ってきた!
ヅカ:素晴らしい(笑)
──ヅカさんは3曲ベースを弾かれたそうですが、弾いてみていかがでしたか?
ヅカ:3曲も弾かせてもらえるとは思っておらず。私自身相当ブランクがあったので、技術的に不安だったんですけど、弾きたい気持ちが強かったのでお話ししてみてよかったと思っています。ただ、ブランクの割にはなかなか一筋縄でいかない譜面で。
ザベス:MTGのときに不安漏らしてましたもんね(笑)
ヅカ:おお、これはちょっと頑張らないとな、という印象でした。最終的にはうまく曲に馴染ませていただけて感謝してますし、やっぱりベース弾くのは楽しかったです。
ザベス:めっちゃかっこよかった!やっぱり、ベース入ると曲だなーってなったもん。
ヅカ:「あの曲も!」「この曲も!」って言われたときびっくりしました、3曲もやるんか!いいのか!って・・・(笑)
ザベス:いやーづかちゃんがベース弾いたことで、さらに曲を一緒に作ってる感が増したなって思いました!
ヅカ:そう言ってもらえると嬉しいな~確かに曲にのせてもらった時は感動しました!我ながらかっこいいかも!良いアクセントになってるやん!と思ったりしました(笑)
2021年4月24日
( ! ) Warning: Undefined variable $mypage in /home/users/2/sub.jp-jkjm/web/uto-soso/footer.php on line 21 | ||||
---|---|---|---|---|
Call Stack | ||||
# | Time | Memory | Function | Location |
1 | 0.0002 | 490368 | {main}( ) | .../feature.php:0 |
2 | 0.0007 | 498576 | include( '/home/users/2/sub.jp-jkjm/web/uto-soso/footer.php ) | .../feature.php:16 |
( ! ) Warning: Undefined variable $mypage in /home/users/2/sub.jp-jkjm/web/uto-soso/footer.php on line 26 | ||||
---|---|---|---|---|
Call Stack | ||||
# | Time | Memory | Function | Location |
1 | 0.0002 | 490368 | {main}( ) | .../feature.php:0 |
2 | 0.0007 | 498576 | include( '/home/users/2/sub.jp-jkjm/web/uto-soso/footer.php ) | .../feature.php:16 |
( ! ) Warning: Undefined variable $mypage in /home/users/2/sub.jp-jkjm/web/uto-soso/footer.php on line 31 | ||||
---|---|---|---|---|
Call Stack | ||||
# | Time | Memory | Function | Location |
1 | 0.0002 | 490368 | {main}( ) | .../feature.php:0 |
2 | 0.0007 | 498576 | include( '/home/users/2/sub.jp-jkjm/web/uto-soso/footer.php ) | .../feature.php:16 |